症例と施術法

膝の痛み

膝が痛くて歩くのがつらい、
何もしていないのに痛む、
前よりどんどん痛みがひどくなったなど
膝の痛みに悩まされている人は多いです。
膝が痛む原因と対処法について解説します。

膝が痛い場合骨の問題や軟骨がすり減っているとか、膝にゆがみがあるとかレントゲン上の異常を原因として考えることが多いですが、骨や軟骨に異常が出る前にまずおかしくなるのは膝を支える筋肉たちです。膝を支える筋肉は大腿部にある筋肉を中心に何十種類とあります。これらの筋肉に疲労が蓄積し柔軟性をなくしショックオブソーバーとして衝撃を吸収する役割が果たせなくなり軟骨や膝の骨に負担がかかり膝関節周囲に負担がかかり痛みとなったり、膝関節の変形となったりします。膝の痛みの始まりはほとんどが筋肉によって始まります。よほどひどい変形がない限り筋肉の調整をすることで膝の痛みは解消できます。

肥満
太っている人はやせている人にくらべて膝に体重の負担がかかります。歩くだけでも膝に負荷がかかり痛んだりするので、よけいに歩いたりスポーツをしなくなり体重が増えていき、さらに膝が痛むという悪循環になります。
変形性膝関節症
加齢に伴い多く発症します。筋肉の劣化や衰えにより膝の内側に負担がかかる状態が長期間にわたって続くことで、一部の関節軟骨がすり減ってしまい、骨と骨がこすれることで痛みがひどくなっていきます。スポーツができない、階段の昇り降りがきついなどの症状から悪化していくと歩くだけでも痛み日常生活にも支障が出ます。
スポーツによる膝の慢性障害
ジャンプや膝をひねる動作、ランニングを繰り返し続けることで膝に負担がかかります。過度なスポーツのし過ぎで膝を支える筋肉群に疲労蓄積し膝を支えれなくなることが原因です。我慢して続けてしまうことでさらに痛みがひどくなります。
オスグッド
小学高学年から中学生頃の成長期の子どもが、膝に負担のかかるスポーツをすることにより起こります。大腿四頭筋が硬くなりことが原因です。サッカーやバレーボール、バスケットボールなどでジャンプやダッシュなどを繰りかえり行うことで膝に痛みが出たり赤く腫れたりします。
 

スポーツ前後のケア
スポーツをする前にウォーミングアップをし、硬くなっている筋肉をほぐしからだをあたためます。自分のその日の体調を知るうえでも、とても大切なので短時間でも必ずはじめる前にはしましょう。スポーツの後はクールダウンをすることで膝の負担が和らぐと同時に、膝を支える筋肉にたまった疲労物質をからだ全体に行き渡らせスムーズに代謝させます。
安静にする
膝に痛みがあるのに無理にスポーツを続けると痛みがひどくなるだけなので無理をせず安静にし治るまでスポーツを休んでください。数日間は日常生活のみで長時間歩くのを避け、痛みがなくなったらスポーツを再開しましょう。
急性期の膝痛は冷やす
強い痛みが出た2~3日は冷やすと楽になります。膝が腫れて熱をもっている場合などは冷やすことにより炎症を緩和し痛みを軽減させます。氷枕やアイスノンで20~30分冷やすことを繰り返し凍傷にならないようにしてください。
慢性化した膝痛はあたためる
血行不良による痛みはあたためると血液の流れが良くなります。お風呂で湯船につかると効果的です。温湿布、蒸しタオルなどであたためることでも膝の痛みは改善しますが、衣類やタオルの上から当て低温やけどをしないように気をつけましょう。

症状が改善しない

自分で対処しても症状が改善しない場合は、自己判断せず専門家に診てもらい痛みに合った施術をすることで完治します。

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